優勝

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

ジュニアバレーボール 県総合体育大会で優勝しました。
10年ぶり、2度目の優勝です。

新人戦から、同じチームに2度負けてきました。今回も準決勝で当たりました。
フルセット、最後のセットは一進一退。
最後は粘り勝ちでした。
息子がスタメンじゃないけど、本当に嬉しい😆
悔しい想いをしただけに嬉しさ倍増です。

ただ、嬉しい私とは少し違う私もそこにいるのです。
例えるなら、時間軸の中に取り残されてる自分。9年前のあの時から進んでいないようにいるのです。9年前の同じ大会は、チームメイトがバラバラになり避難先から試合のために石川県からわざわざ来て出場してくれたのです。
勝つとか、負けるとかよりもこの子たちに1つでも多く試合をさせてあげたいと泣きながら応援していたのでした。
災害前は、優勝候補と言われた子供たち。
それが、チームの存在まで危うくなった。

何もなくなったけど、バレーがしたいと言う子供たち。
自分たちの生活もままならないのに、バレーをしようと言ってくれた指導者がいる。

どうしようもな気持ちを抱えた夏があった。
体は日々を重ねてきたけど、魂はあの日に置いてきてしまったみたい。
すごく嬉しいのに、考えることはあの時の子供たちのこと。

私はどうしたいのか、置き去りの気持ちを取り戻したいわけじゃないけどあの時の想いはずっと忘れることはできない。
深く深く、意味付いていくのだろうか。
何か別な感情に上書きされる日が来るのだろうか。

これからも、私の考えや感情に影響を与え続けていくのかもしれない。
それが、プラスに働くのかマイナスに働くのかはわからないけれど…。